子どもの可能性
私は現在保育士10年目であり、中堅と呼ばれる位置にいる。
まだまだ学ぶべきこともたくさんあるが、10年働いて、わかってきたこともたくさんある。
それは、
【子どもの可能性は周りの環境(人や物)によっていくらでも伸ばすことができる】
ということ。
私は男性保育士であるが、たぶん自己分析すると特に他人より秀でてる能力があるわけでもないので、そういった部分では保育士の適正能力はそこそこといったところ。
運動も走ったり、ドッジボールは得意だが、苦手なことが多く(跳び箱、マット、鉄棒、プールなど)、製作もあまり好きではないし、ピアノも特別上手に弾けるわけでもない。
しかし、私は1つだけ他の保育士や教育者より確実に長けていることがある。
それは‥
子ども達の意欲や可能性を引き出すこと。
では、その実例として私が担任したクラスは一体どんな成長を遂げていったか‥
昨年度まで担任していた年長児23名。
運動会では、ダブルダッチと八の字を披露しました。
たぶん同じ保育業界の方ならこれをやっただけでもちょっと凄いことが伝わるのではないでしょうか。
ダブルダッチは、回している中に入って、1人10回跳ぶ。
もちろん23人全員!
クラスの構成としては男子11人、女子12人。
そのうち運動をかなり苦手とする子は5名。
それ以外の子でも運動神経が良いと言われる子は、5人程度。
残りの子は得意でもないし、不得意でもないといった様子。
でも運動会当日はみんな自信を持って堂々と跳ぶことができていました。
もっと凄いのは八の字!
八の字は小学生が行うイメージがあるが、私はあえて高い課題を子ども達に欲求した。
運動会の4ヶ月前から練習をはじめ、さて運動会当日に一体何回跳べたでしょうか?
その回数‥ズバリ192回!
二回挑戦し、一回目が192回、二回目も186回という素晴らしい記録。
さらに言えば、運動会前日には602回というもはやギネスに載るんじゃないかという記録を達成した子ども達。
たかが5歳の子が、八の字連続跳びをここまで出来てしまうんです。
つい半年前まで八の字という言葉すら知らなかった子達が‥。
さて、私が子ども達にしたことは一体どんなことでしょう?
出来るまでスパルタに叱り続けた?
出来ない子には無理にでも練習させた?
いいえ。
私が子ども達にしたことはたった3つのこと。
さて、それは一体なんだったでしょうか?
続きは、次の日記にてお知らせしたいと思います☆