子どもの可能性を引き出す秘訣その1
前回のブログでは、私が担任した年長クラスの子どもは全員ダブルダッチを跳べるようになり、八の字も最高602回という大記録を達成できるまで成長したということを書きました。
もちろん私は縄跳びの達人でも何でもありませんし、幼児体育指導者資格なども持っていません。
では、なぜここまで子ども達の力・可能性を引き出すことができたのか?
それは私が仕事をする上で大切にしている3つのことを実践しただけ。
今回はそれを皆さんにお伝えすることで、子育てのヒントになればと思います。
では、さっそく1つ目!
【褒める】
なーんだ、そんなことかと思う人もいるかと思いますがこれ結構出来てるようで出来てない人が多いです。
褒める時に棒読みになってませんか?
感情を込めて褒めてますか?
褒めている時の表情はちゃんと笑顔になってますか?
具体的に子どもの姿を褒めてますか?
「すごい」「できたね」「やったね」
これは褒めたうちには入りません。
「すごい」「できたね」「やったね」ではなく、例えば‥
『なかなかうまく出来なかったけど、練習したら出来るようになったね!練習を諦めないで頑張った◯◯ちゃんはすごいね!』
など、具体的に褒めてあげることで子どもへの伝わり方も大きく変わってきます。
ちなみに、失敗した時は必ず次に繋がるような声かけをしています。
「◯◯くん、今惜しかったよ!今は跳ぶタイミングが遅かったから、もう少し跳ぶタイミングを早くしたら絶対跳べてたよ!次それを意識してみよう!」
「◯◯ちゃん、縄に引っかかっちゃったけどこの前よりジャンプが高くなってるね!すごいよ!あとは縄の真ん中でそれが出来たら跳べるよ!その調子!」
「なかなかうまく跳べないね。◯◯ちゃん頑張ってるから先生も悔しいよ。どうしたらうまく跳べるようになるか、一緒に考えてみよう!」
など、このような声かけをすることでできなかったり失敗したりしても、子どもは前を向くことができます。
叱ったり否定は絶対にしません。
何で出来ないの?
あーあ、やっぱダメだ。
練習ちゃんとしてるの?
こんな声かけされたら意欲も低下、頑張る気持ちも無くなってしまいますよね。
私はこの【褒める】を実践することにより、子どもの意欲を高めることができています。
ご家庭での子どもへの褒め方 ‥今一度見直してみてくださいね!